社会学的ラブソングアーカイブ

はてなダイアリー終了に伴う「社会学的ラブソング」アーカイブ。

魅きつけ度について考察。

百々さんの名前すら変換できないIMEって一体・・・と
しみじみ思う稲沢です。
昨日の続き_。


昨日はHIGH VOLTAGEについて「今後どう化けるか楽しみ」
と書いていました。
歌は凄く良かったんです。ボーカルの笑顔も素敵☆
ただ、盛り上がりに欠ける・・・というかツカミ切れて
なかったというか。
「惹きつけ度」があまり高くなかった、と推察。


・・・という訳で。
本日は「惹きつけ度」について考える。
何故、彼らの惹きつけ度は高くなかったのか?
※以下、あくまでも稲沢の私見なので、何卒ご容赦を。
 見ていて腹が立って来たら、その時点で悪態つきながら
 読むのを止めて下さい。


1.アウェイ状態
 客の大半はモーサムorPOLYSICSを観に来ていると思われ
 「何じゃこいつら?」的に観ていた人も少なくない筈。
 アウェイ状態だと、こういう客を惹きつけるのは難しいの
 ではないだろうか。
 仮令ベテランさんだとしても。


 また、例えば「TOISU!!!」コール(後述)をやられても
 何回もライブを観ている人は知っているので、知らなくても
 つられてやっちゃう事は出来ますよね。
 ツカミについては後述しますが、そういう味方につけられる
 人がアウェイだと少ない。



2.気迫
 手元の辞書(岩波国語辞典第二版)によると
 「他に力強く働きかける精神力」とのこと。
 勿論、ライブに臨んではバンドとして気迫バリバリで
 ステージに向かう訳です。
 でも各バンドで「気迫」の出方・質が違うのだな。


 HIGH VOLTAGE → 気迫はあるけれど、緊張して
          やや客に押されてたかな。
 モーサム   → 1曲目、いや1音目にこめられた気迫が
          炸裂していた。
 POLYSICS   → バンドというよりハヤシ氏の
          ハイテンションぶりによる気迫。


3.ツカミ
 POLYSICSは「TOISU!!!」コールや独自のパフォーマンスで
 客をツカんでいました。・・・たぶん。
 一方、モーサムは寡黙で定番のコール等はないですが
 1曲目に「Rockin' Luuula」という盛り上がるかつ
 彼らの自信作を持ってくる事で客をツカんでいました。
 ・・・恐らくは。
 HIGH VOLTAGEも頑張ってたんですけど、途中の客の
 煽り方は、ひと工夫要るかもしれない。
 盛り上がりきらない状態で拳上げさせるとか、
 手拍子させるというのは、ちょっと辛かった・・・かも。


辛口な意見を書いてしまいましたが。
でも、モーサムでも以前、惹きつけ度の低い状態で
始まったライブも無かった訳ではないし
(あくまでも人それぞれ受け止め方は違う訳ですが)、
「惹きつけ度」→「魅せ方」はこれからライブを
重ねていくうちに、きっと彼らは見つけていくことと
思います。
そういう意味で、今後どんなライブを魅せてくれるのか
楽しみだばい。


追記:はてなダイアリーモーサムのリンク辿ったら、
   「ベース・武井のファッションセンスが各所で話題騒然」
   とのこと。
   まームキムキでタンクトップ着ておられますから。
   今回のお召し物も背中めっちゃ開いてたし。
   でも、そっちに注目ですか。。。